こどものアトリエ@三宿の田辺わかこです。

STEAM教育の🅰️を視野に入れた指導のため参考にしている本より😌生徒の皆様と共有したい❣️
と思う内容を私なりの要約ではありますが😆お伝えしています📕

本日の本はこちら🔻

『私の中の自由な美術』

2000年代初頭からアメリア・アレナスの対話型美術鑑賞に教育学の立場から着目し、
日本の対話型鑑賞の推進役のひとりとなった上野行一先生による2011年の著書です。

著者はまず、日本においてブロックバスター型の大規模美術展が大盛況を博する一方で、
小学校から中学校、高校に至るまでに教科の中で「美術が好き」という子どもが
どんどん減っているというデータを示す。日本人は美術好きな国民なのかそうでないのか。

そもそも私たちは美術の楽しみ方、鑑賞の仕方についてどのぐらい「わかって」いるだろか?
理論と実践場面の発話を絡ませながら語る手法は、とても読みやすく理解が深まります。
そこで皆様へ『子供の絵の見方』という章からひとつご紹介します😊

私達にとって『モナリザ』は世界的名画で、謎の微笑みを浮かべた美女というイメージがあります。
しかし初めてモナリザの絵を見た園児たちは、

『たなか君のお母さん』『この人は怒っている』『ヤンキーだ』『手が痛い人』とのお答え。

なぜそう答えたのか考えさせられる想いはちゃんとあるのです。子供の反応は面白いですねー☺️

是非インターネットで『モナリザ』を検索してお子様に聞いてみて下さい。
一体どんなふうに見えたのか??教えて下さいね!

ユナイテッドアローズに展示してある絵画は面白いものばかりで必見です!